カテゴリー「文化・芸術」の4件の記事

2009年9月28日 (月)

ときに気品が邪魔をする[中国の不思議な役人]

Miraculous_mandarin .

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きょうは孔子の誕生日だそうですね。

それにちなみ?ではないが、

昨日見てきた寺山修司作の舞台、

「中国の不思議な役人」のおはなし、です。

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もう、渋谷、しかもスクランブル交差点の向こう側には

めっきり足を踏み入れなくなってきました。

年齢制限に引っかかるとおもうから。

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でも、きのうはこの大井川(越すに越されぬ)を

渡ったわけです。

しかも目的地はパルコ!

パルコなんて何年ぶりかしら?

この9階、「PARCO劇場」が会場。

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今年は、「毛皮のマリー」につづいて

2作目のテラヤマ鑑賞です。

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この「中国の不思議な役人」というタイトルが、

ちょっと日本語として「こなれない」かんじ、

しかも、言葉の錬金術師たる寺山修司に

あるまじきぎこちなさなのは、

これがもともとバルトーク作曲、メニへールト脚本の

ハンガリーのお芝居を下敷きにしたものだからです。

原題はmandarin(マンダリン)。

これは漢民族全体を指すのではなくて、

当時の西洋では暗に「宦官」を指したようです。

まあ、彼らは「男性」を失う代わりに

皇帝のおそば近くまで上りつめることもあるので、

その意味では「役人」なのでしょうか?

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寺山がこれを彼流にアレンジして初演したのは

1977年のようです。

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今回、「不思議な役人」役は平幹二郎さん。

ひとさらいにさらわれて娼館に売られる13歳の少女には

15歳の夏未エレナさん。

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寺山らしい言葉をちりばめたセリフ、

中国清代を髣髴とさせる怪しげなメークと衣装、

大道具、小道具にいたるまで神経が行き届き、

舞台の後方で生で演奏される

パーカッションや一部の楽器も、

出演者による歌(バルトークのではなく書き下ろし)も、

シュアーで安心して聞いていられるレベルの高いものでした。

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娼館に売られた妹「花姚」を助けようとする兄に、

役人の命を奪えたら、

それと引き換えに妹を助けようと持ちかける日本軍人の女。

しかし、殺しても殺しても死なない役人。

死ねるのは、ただ少女の胸に抱かれたときだけだという。

役人を殺すためには妹が抱かれるのを

見てみぬふりをするか、

殺し続けてそれを阻止し、

また翌朝には何食わぬ顔で通ってきて

妹に淫靡に言い寄るのを許すのか。

苦悩する兄。

しかし、その死んでは生き返りを繰り返す日々の中で、

次第に役人に心を許し、惹かれていく花姚。

花姚に愛を告げられて役人はついに命を失い、

死ぬことができたのだが・・・。

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というようなストーリーで、

まあ、こういうものを15歳のムスメと見に行ってしまう

ハハはケシカランですこと。

( ^ω^ )

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りすと同い年のエレナちゃんは、

さらわれて逃げ惑い、恐怖に震える前半はいいとして、

後半はあまりにもハードルの高い挑戦で、

ここはカノジョひとりに「官能」を演じさせようとしても

酷というものでしょう。

ヘアメイクも美術も、ライティングも、

いろいろ使えるとおもうので、助けてあげてくださいよ。

あまり15歳の子に頑張らせて

痛々しい感じになるのはどうかとおもいます。

てか、エレナちゃんにはこれ以上やらせちゃいけません。

ハハが許しません。

いや、とてもいい演技なのですが、

「一生懸命やってるなあ」って感じが、

透けて見えてしまうラブシーンは、だめなんです。

(・∀・)←ラブシーンにきびしいヒト

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しかも、テラヤマのものなので、

そんじょそこらの「官能」では、客は満足しないのでは。

うわ、見てはいけないものを見てしまった、というような、

そういうまがまがしさがないと。

なにしろ、殺しても殺しても死なない役人を、

ついに殺すほどの純情を突き抜けた色香なのですから。

Mandarin1

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やはりその点、

同じ寺山修司の舞台でも、

「毛皮のマリー」はみごとにテラヤマワールドでしたね。

なにしろ、美輪明宏、麿赤児という、

ほとんど人間よりは魑魅魍魎に近い(すみません)、

そこらへんの役者が100人束になっても

とうてい太刀打ちできないほどの

まがまがしくもふてぶてしい存在感を持つ人たちが

舞台に上っているのですから。

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そして、今回の舞台と比較して、すごく感じたのは、

テラヤマの舞台なら、品や芸術性よりも、

俗っぽい大衆性が匂っていて欲しい、ということでした。

それでこそ、テラヤマ・テイストの真骨頂が味わえるのです。

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音楽なら、もちろんクラシックでもジャズでも現代音楽でもなく、

俗っぽい大衆歌謡こそ似合う、みたいな。

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今回の「中不役」(超省略)では、平幹二郎さんに

無意識のうちにもかもし出される「品のよさ」があり、

それがこの舞台に限っては、いささか邪魔をしてしまったのと、

音楽も演出も芸術性が高くて洗練されていて、

いまひとつ「俗のなかの崇高」みたいなテラヤマらしさの

出番がなかったのが惜しい、

のではないかとおもいました。

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平さん、少し前に

NHKの「カンゴロンゴ」という教養バラエティーに出演されていて、

孔子風というか、中国風の衣装だったので

どうしてもそれを思い出してしまうのと、

あまりにも髪型やひげのアレンジや目の下のクマが

キャプテン・ジャック・スパロー

(『パイレーツ・オブ・カリビアン』。言わずと知れた

ジョニー・デップの当たり役)にそっくりで、

Wisteriaはついほのぼのと笑ってしまいましたの。

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平さんの、この「出そうと思ってないのに出てしまう気品」

とか、ユーモアのセンスは、

たいていの場合は称賛の対象だと思います。

「品があってユーモアがある」というのは

紳士に対して最高の褒め言葉だし、

それが得難い褒め言葉たる理由は、

これは後天的な努力では購いきれないもの、

誰しもが持とうとして持てるわけではないもの、だからです。

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でも、それがあだになってしまうのが、

テラヤマ・ワールドってものなのですね。

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しかし、それよりなによりいちばん気になったのは、

「うーん、これ、中国の人はあまり見ないでほしいなあ。

中国から文句がいっぱい来そうだなあ」

という点でした。

バルトークの時代、またテラヤマが初演した時代でも、

まだまだ中国はほんとうにどこか得体のしれない国、

体制的にも歴史的にも、

「宦官」という摩訶不思議な制度にしても、

外国の常識を軽く凌駕した不思議の国だったと思います。

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だからこのお芝居でも、昔は許されたのだと思うけど、

いま、Wisあたりまでが飛行機3時間で

気軽に北京や上海に行けるようになって、

「現実の国」になった中国は、

一応市場経済の原理も取り入れて、ビルが乱立し、

ちょっと見、普通の国の体裁を手に入れている。

もちろん、あの広大で深遠な国のどこかには、

何が潜んでいるかわからない、みたいな感覚も、

あいかわらず内包している気もしたりしますが、

実在する国を、

あたかも妖怪が跋扈し、あり得ない奇跡がおこる

魔界のように言ってしまってよいかしら。

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いやいやこれは、「パラレルワールドの中国」が舞台で、

現実の中国とは別物ですよ、

と逃げる道もあったと思うのに、

わざわざ天安門事件やチベットの騒乱まで

テラヤマのセリフに書き足して

逃げ場を封じてしまったことはよかったのだろうか?

と、すごく心配だ。

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これをハリウッドで、日本を舞台に同じようにやられたら?

白塗りの江戸装束(でも、着物の着方めちゃくちゃ)の男女が

不必要になまめかしくくねり、

ハラキリ、ゲイシャ、女体盛り満載、

おまけにあからさまな悪口を言われまくる作品を作られたら?

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と、いろいろ雑念も入りながら見てしまいましたが、

それにしてもお芝居もいつも満員。

そして、ずっしりと重たいほどの「近日上演」のお芝居のチラシを

盛大にいただいてしまいました。

演劇って、盛んなんですね~。

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チラシを見ると、テゴマスの増田君とか、

要潤とか、仲村トオルとか、その他書ききれないほど大勢の

トップスターが続々と舞台に上がる予定のようです。

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今回、席がなぜかまた最前列で、

しかも「兄」役の俳優さんと2度ほど

あわやぶつかりそうになるくらい近い席だったのですが、

映画と違って「本人が目の前にいる」お芝居の

この臨場感も格別ですね。

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金城武が日本で舞台をやったりする、ような日が

来たりはしないのでしょうか。

通いつめるけどなあああ。

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ぜひ、ご検討くださいませ。

o(*^▽^*)o

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Mandarin2

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2009年5月10日 (日)

A Gift for Mother

Carnation_lily_lily_rose_

















今日は母の日ですね。

全国のお母さまにプレゼント。

(画像ですが~…(*^m^))

この絵は、ジョン・シンガー・サージェント作の

Carnation, Lily, Lily, Rose.

=カーネーション、リリー、リリー、ローズ

という長い題名の絵で、

「世界で一番好きな絵はどれか」

と聞かれたら、

Wisteriaは「コレ!(≧∇≦)」

と答えることに決まっております。


母の日の花、カーネーションが描かれている

この絵に最初に出会ったのは、

所蔵されている

ロンドン、テート・ギャラリーで、でした。


かなり大きさのある絵で、

正面に立つと、ちょっと圧倒されます。


不思議な絵でしょう?

題名のとおり、

画面の下にはカーネーションと、バラ、

そして上部にはユリが咲き乱れ、

花々の中で、

白い服を着た少女が二人、

東洋風のランタン(ちょうちんそのものって感じですが)

の準備をしています。


肖像画を得意としていたサージェント

(アメリカの人ですが、のちにヨーロッパに

渡って活躍。オーストリアなどを拠点としていました)

だけに、少女二人の顔立ちの

なんとも繊細で美しいこと!

ほかにもすばらしい作品がたくさんあるので、

ここからぜひ、見てみてくださいね。

Lady_agnew_t













これも有名な肖像画。
Lady Agnew of Lochnaw。


Garden_study_vickers_children

もいっちょ!














のちに上野にもはるばるやってきてくれた

カーネーション、リリー、リリー、ローズ。

テート・ギャラリーに一緒に観にいったお友達、

ゆかりんからは、

「あの絵が上野に来ましたね!」

と、わざわざお手紙もらいました。

まるで、懐かしい知り合いが来日するような調子で。


大島弓子さんの昔のマンガに

「花!花!ピーピー草!花!」

という、これまた長くて

「!」マーク大盤振る舞いのタイトルの

ものがありますが、

きっと大島さんも当時からこのサージェントの絵を

気に入っていたんじゃないかな?

と、ヒソカに思っています。


つーことで、

まだまだ「ウォーロード」の感想は、

頭の中でこねこねしている

Wisteriaでした・・・。


Carnation

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2009年5月 8日 (金)

おや、金城さん、奇遇ですね[毛皮のマリー]

Marievison .

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予定通り、こどもの日の5月5日、

ル・テアトル銀座に「毛皮のマリー」

観にいきました。

(相変わらず、その日のうちにブログをアップ

するなんて芸当ができる日は遠いWis…)

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ウン!なかなかよかったよお!

期待以上だったかも。

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テラヤマらしい、

まがまがしくも妖しい世界に、

美輪さんがこってりと金粉のふりかけを

振ってくれたような

きらびやかな舞台でした。

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俗っぽさに漂う崇高さの気配、

場末感と高い芸術性が

ごちゃ混ぜに同居している、

気持ち悪いんだけど

やみつきになっちゃうような、

まさに寺山/美輪ワールド。

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寺山修司の書いた超一流のセリフの素敵さに

改めて酔って見ていたんだけど、

「毛皮のマリー」が屋敷に閉じ込めて育てている

美少年・欣也の生い立ちを

明かす場面で、

語られた実の母の名前が「カネシロカツコ」。

ん??

いま、カネシロって言った??

とピキピキと耳が反応したWis、

改めて本も買って確かめてみたけど、

たしかに「金城かつ子」さんでした。

ちょっとまあ、すごい身の上話なんだけどね・・・。

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迷の皆さんならとっくにご存知だと思うけど、

「怪人20面相・伝」にも

「金城」さんが登場しますよね。

怪人20面相が、「金城」さんに化けているんです。

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なに言ってんだWis、

とうとう頭がイカレたか、

K-20では当然怪人20面相が

「金城さん」のふりをしてるじゃんかっ!

と、お怒りの皆さん、

チガウチガウ

映画じゃないよ。

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小説「伝」では、20面相が博物館のお宝を

そっくり盗むことを企て、

その準備のために

「帝大の考古学者・金城」

に化けて館長に会いにやってくるんですよね。

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なんというグーゼン!

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その「伝」の映画化で、

20面相をまさか「金城」さんが演じようとは!!

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「金城」という苗字は、

じつは沖縄では2番目に多い姓なんだそうですね。

読み方は、「キンジョウ」、「カネシロ」「カナシロ」

「カナグスク」、と、いろいろあるようですが・・・。

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が、そのわりに「本土」ではあまり

「金城」さんに遭遇しないですよね?

(Wisだけ?)

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この、そんなには一般的とも思えない

「金城」という姓が、

小説や戯曲にこういうふうに使われているのって、

そして、そういうものに

たまたまそーぐーするWisって…

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やっぱり、縁があるっ? (お目目キラキラ)

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!

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…ないよねー。

すくなくとも、

世界で一番お会いしたい「金城」さんには、

会えずに終わる人生でありましょう・・・。

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そうそう。

そういえば、最近まで

「台湾人と日本精神(リップンチェンシン)」

という本を読んでいたんだけど、

コレはタイトルからもおわかりのように、

台湾の日本統治時代を経験した蔡さんという方が、

(ごめんね、フルネームを記載したいのですが、

漢字が出ないの…サイ・コンサンさん)

当時の様子や、司馬遼太郎さんの「台湾紀行」

取材時のコーディネーターを務めたときの

エピソードなどもまじえ、

「日本人は悪くない!胸を張りなさい!」

と、戦争責任などについての

最近の「過剰な」反省を戒めた本で、

うーん、内容については、賛成する部分も、

ちょっと考えさせてください・・・の部分もあるんだけど、

本筋とは関係ない部分で、

面白い話がありました。

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それは、戦後日本が台湾を手放したあとに

中華民国が入ってきて、

いかに日本語がかたく禁じられるようになったか、

を示すエピソードのひとつなんだけど、

郭金発さんという歌手が歌った台湾語の歌の最後に

一言、日本語で

「アニキー」

と入っていて、そのことがもとで逮捕寸前になった、

というの。

で、これは「アニキ」という日本語じゃなくて、

台湾語の「アンネキー」

(いろいろな事情でこうなった)

といったんだ、と苦しい言い訳をして逮捕を免れたと。

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うふふ。

(*^m^)

「アニキ」といえば現在の日本では

もう水谷豊ぐらいしか言わないんじゃないか、

ぐらい

古色蒼然とした「死語」ってかんじも漂いますが、

迷の皆さんは、

どこかで耳にしてるはずではないでしょうか・・・。

ある曲の最後で・・・。ウププ。

( ´艸`)

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だし、カネシロくんは自分のことをかつて

「アニキ」と称していたんだよね?

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まーはずかし

ご本人の代わりに、

Wisが赤くなっといてあげましょう

゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

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しかし、

ひょっとして台湾の日本人(日本語)コミュニティーでは、

「最後に一言『アニキ』と入れて物議をかもした話」は

結構有名で、

私たちの感覚とは一味違うかんじで

受け継がれているのかもなー、と

思ったりしたんだけど・・・。

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まあ、こーゆーふーに

あちこちマッタク関係ないところからも、

カネシロくんに関連しそうなしなさそうなものを

いちいち拾い集めて

せつなく暮らす毎日なわけですよ・・・。

なはは。

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…そして本日は5月8日、

Warlords初日!!

ついにこの日が来たのですね。

うう・・・。

;:゙;`(゚∀゚)`;:゙

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なんとか、レイトショーで見てきます!

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でも、その感想がアップされる日は

例によってまだまだ先だと思うよ!!

Warlords

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…浮き足立つWisでした・・・。

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2009年3月10日 (火)

コトバに宿るタマシイ [Tales from a Traveling Couch]

Cloudgate .

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台湾の国際的コンテンポラリーダンスグループ、

クラウドゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)の日本公演

「WHITE」を観に、先日bunkamuraオーチャードホール

に行きました。

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チケットを手に、入り口に並んだところで、フリーズ!

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目に飛び込んできたのが全く予期しなかった

金城武」の3文字だったので!

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ま、なんのことはない、

入口に並んだ公演祝いの花に添えられた立札でした。

(ちなみにお花は会場で統一したものを用意したようで、

送られた花種はすべて同じ)

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考えてみれば、台湾を代表する芸術集団の一つ、

地元ではチケットは即完売し、目抜き通りにパブリック

ビューイングの大スクリーンまで用意されるというのですから、

「同郷」の彼から花が届いてもおかしくないわけですが。

(公演はもう終了してしまいましたが、しばらくはここ

動画もみられるみたいです。

リンクが切れたらごめんね (*^-^)

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それにしても心にある特定の文字は

目に飛び込んでくるのが早いこと!

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昔、名前に「」の文字が入った人が好きだったころには、

やたらとこの文字が目に入ってきたものです。

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たとえば新聞を開いた瞬間。

「ああ、ここの、この記事のここに『永』の字があるな」

というようなゆーちょーな気づき方ではなく、

とりあえず、脳の中枢に

永!

という「指令」が飛んでくる感じ。

あとから、「どこに『永』がある?」

と探していくと、

永久保存版

カメラがとらえた衝撃の一瞬大特集!!」

とかいう番組名があるのを見つけて、

「ああ、ここにあったのね…」

という順番です。

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そして、けっきょくカレとはなんの関係もない

「永久保存版」の文字を、

なぜかうっとり;:゙;`(゚∀゚)`;:゙と見つめる

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へんな人…。

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なWis。

(ノ∀`) アチャー

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と、いうわけで、さいきんのWisは

」「」「」の3文字に、

上記の異常反応をすることになっております…。

(o^-^o)

Warlords

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映画に出るクレジットの名前だけでも、毎回きゅんきゅん

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それにしても、ただの「文字」だとしても、

写メでも撮ってソクザにアップしてこそ

ブログってもんじゃないのか、

何日経って書いてんだよ、という気もしますが、

ほとほと瞬発力、ありません。

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それに第一、写真撮る勇気、ないよ。

( ´艸`)プププ

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というわけで、

思いがけず最前列で公演を堪能した帰りにも、

入口のただの「文字」を

やはりうっとり;:゙;`(゚∀゚)`;:゙見つめて帰った

へんな人でした…。

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ただの文字、ただの言葉、でも、

書いたもの、言ったものには

魂が宿るといいます。

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島本理生さんの「リトル・バイ・リトル」に登場する

書道の先生、柳さんは、こういいます。

「どんな言葉にも、言ってしまうと魂が宿るんだよ。

言霊っていうのは嘘じゃない。書道だって同じことで、

書いた瞬間から言葉の力は紙の上で生きてくる。

そして、書いた本人にもちゃんと影響するんだよ」

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英語には、

"Be careful what you wish for (you just might get it)"

という言い方があります。

願い事は、かなってしまうこともあるから、

何を願うかは慎重に考えなさい、という意味です。

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長年心理カウンセラー/セラピストとして大学で

仕事をしてきたRobert U. Akaretさんが、

仕事を通じてもっとも印象に残った数人の患者を

退職後、車で全米を旅しながら訪ね歩いた実話、

"Tales from a Traveling Couch"

Traveling_couch

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には、

自分をスペイン人のフラメンコダンサーと思い込み、

「習ったこともない」スペイン語を話す女子学生、

白クマに異常とも一途な純愛ともいえる愛情を寄せる青年、

など、

「ほんとにこんな人が?」

と思うような患者がたくさん出てきますが、

その中に、

「自分が願ったことはかなってしまうので、

いつか人を殺してしまうのでは」

とおびえる助産師が出てきます。

幼いころ、たまたま口にしたことが

そのとおりになってしまい、

トラウマに縛られた半生の中で、

次第に精神のバランスを崩していくのです。

なかなか興味深いエピソードがつづられているので、

機会があれば読んでみてね。

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これは、不幸な例ですけれども、

コトバは、心をこめて、心して、使いたいものですね。

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どうも人より少しコトバが気になるというか、

言葉の事情に敏感というか

(といってしまうと墓穴掘りまくりダケド…)

もっと、ありていに言ってしまえば、

言葉に関してはどうも「うるさいおばさん」に

なってしまうWisteria。

最近、どーも、気になっている言葉遣いが…。

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そのむかし、「ら抜き言葉」について論争になったことが

ありましたよね。

「食べられる」「見られる」であるべきものが、

「食べれる」「見れる」になっていて、

日本語が乱れとる、ケシカラン、という派と、

「言葉なんて時代とともに変わるもの。

何を目くじら立ててるの」という派との、論争。

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でも、最近は、こういう「美しい日本語を守らねば」

派の方々がもう天国に召されてしまったのか、

もう諦めてしまったのか、論争にすらなりませんが、

相変わらず言葉の変容ぶはすごいよ。

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その、「どーも気になっている」言い方、というのは、

そのソファには6人座れることができる

フルマラソンを走れることができるのも皆さんのおかげ

…。

おかしくないですか

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これはやっぱり、

「6人座ることができる」

「フルマラソンを走ることができる」

でしょ?

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いまからもう5~6年も前だったか、

最初にこういう言い方がぽつぽつ耳についてきた頃、

翻訳仲間数人に、

「すごく気になるんだけど」と話したら、

「え?そういう言い方する?」

って感じで、だれも気がつかないと言う。

「え~、言うよ言うよ。じゃあ、今度気がついたら

知らせるね!」

で、その夜さっそくTVで倉木麻衣(こんな字?)が

「がんばれることができる」的なことを言い、

い、いま言ったけど」とメールしたりした。

でも、ふだん言葉と向き合うことが多い職業の

みんなでも、「ふーん、そうなの」的な反応がせいぜいで、

「そう?これっておかしい?」と言い出す人までいて、

あれあれあれ?

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でもこれ、スゴク多いですよ、相変わらず。

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ちょっと、なっとくいかん。

┐(´-`)┌

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まあ、言葉に対するドンカンさは最近こんなもんじゃなく、

かなりひどいことになってるな、と思ったことが一つ。

Firstkitchen .

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先日、りすとファースト・キッチンの前を通りかかった時、

りすがぶつくさ言っているので、

なに?と聞いたら、

「いやあ、ファーストキッチンの『略』は、あれでいいのかなあ、

って…」

「ん?なんて略すの?」

「…うちの学校でも最近言うんだけどさあ、

ファーストキッチン、だから…」

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        ファッキン !

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モヒャ━━((゜Д゜Uu))━━!!!!!!

おおおおおおおおおおおおおおおお

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そ、それはいかんだろううううう…!!!

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嘆かわしい…。

(ρ_;)

そういう女子中学生の前を

英語圏のヒトビトが通らないことを願うよ…。

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言葉を粗末にするのもここまで来たか、

と思った例がもう一つ。

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最近、

Googleで検索してはいけない言葉

っていうのが流行っているみたいですね。

何のことはない、エログロ系の画像に、

それとは何の関係もない題名をつけて、

たまたまその題名で検索してしまったヒトは

見たくもないものを見せられる、という仕掛けに

なっているらしい。

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決しておススメしませんが、

気になる方は「Googleで検索してはいけない言葉」

で、検索してね。

重ねて言うけど、

おススメしませんよ…。

( ̄◆ ̄;)

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