カテゴリー「アニメ・コミック」の3件の記事

2009年11月27日 (金)

パステルカラーの涅槃図[思い出を切りぬくとき]

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なんとなく気分が沈んでいて、

あれ?どうして落ち込んでいるんだっけ?

と考えて、

「あー、りすのテストの点数を見たんだった…」

( ̄◆ ̄;)

とか、

反対にみょうに機嫌がいい気がするんだけど、

なにかいいことあったっけ?と考えて、

「あー、お世辞丸出しながらきれいだとか言ってもらったんだった」

(;;;´Д`)

とか、

ごく小さな理由に思い当たり、

こーゆー「小さな理由」の意外な持続力と効力に驚いたりします。

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どうもここ1~2日、なぜかLampにもやさしいジブン、

あら、これ、なんだっけ?

と思ったら、そうだ、

完全にお蔵入りしたと思っていた翻訳の企画について、

コーディネーターさんとやり取りしたおかげで

気分が弾んでいたのでした。

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ところがどっこい、

この手の話は本当に一筋縄にはいかず、

最終的には何らかの理由がついてポシャる公算が大なのは

もう慣れと経験で悟りきっているので、

期待はしていないのだ。

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今回も、企画2本(!)について話しているというだけで

ウキウキなんだけど、

そのうちの1本なんか、もう何社に企画会議にかけてもらったことか。

その何社目かに、

「うーむ、なっとく、さすがプロじゃ」と

ぐーのねも出ない理由で企画流れを告げられてから、

このあまりの「ぐーのねも出なさぶり」にとり下げしかあるまい、

と思っているうちに別の社で拾ってもらい、

試訳を延長したりして、

しかししかし、その後エンエンと「検討」が続いているのじゃ。

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まー、出版不況の中で、みなさんシビアな現実を前に

大変苦労しておられましょう。

「入口」で右往左往しているWisは

まだまだ「一緒に苦労もさせてもらえない」立場だけどね。

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しかし、Shade家はけっこう出版不況にさからっとるよ。

最近は、りすが買ってきた本を

「お流れちょうだい」で読むことも増えてきました。

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そんな中の1冊が萩尾望都さんの

古いエッセイを文庫化した

「思い出を切りぬくとき」

これは萩尾さんが20代後半から30代前半に書いた

唯一のエッセイで、

さきごろ漫画家生活40周年を記念して文庫化されたもの。

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『トーマの心臓』誕生秘話や、

あの傑作が連載させてもらうのにいかに苦労したか、

という話から始まり、

ストーリーの組み立て方などを論理的に考える萩尾さんらしい面や、

ちょっとすごい(読んでのお楽しみ)お姉さまのこと、

海外まで身軽にバレエなどの観劇に出かけていく様子、

イギリスで英語レッスンを受けたエピソード、

などなど、

「へえー!」な話がたくさん詰まっています。

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なかでも意外で嬉しかったのは、

萩尾さんが寺山修司とお友達だったことで、

なんだか、好きな人が共通だとうれしい。

これで金城武と寺山修司の二人じゃありませんか、

とか言ったりする。

(v^ー゜)

はい。あいかわらずごーいんです。

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タイトルの「思い出を切りぬくとき」は、

寺山さんのお葬式に行った時の話です。

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単行本版。

エンジェル。

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つい先日(というのはきのうやおとといではないのだが)、

手塚治虫の『火の鳥』についての番組にゲスト出演していて、

ふんわりほんわりした語り口ながら、

結構饒舌に熱心に『火の鳥』の魅力を語っていらした。

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ふむ、ひょっとして萩尾さんが「動くところ」も「話すところ」も

はじめて見たのだったかも!?

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でも、年齢や年齢にまつわるステレオタイプな

「こうあらねばならない」イメージにとらわれる様子が一切なく、

そのためにどこか少女っぽい方で、

いかにも「モトさま」という印象でした。

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その「動くモトさま」を頭の中で思い浮かべつつ読むと、

いっそうほほえましい。

独特の「ふんわりほんわり」の理由が、

すこーし読み解けそうな気もするんです。

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「ストーリーをどうしよう」「名前が難しいのよね」と言いつつ、

モトさまはなんだか

「描きたいように絵が描けない」

というゲージュツ家的悩みに浸食された気配がないのです。

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いつも、とっても「楽しそう」なんです。

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「はいはい、描くのはいくらでも描きますけども」とか、

「学生のころは勉強は卒業に必要な最低限だけやり、

あとは好きなマンガを描くだけの生活だった」とか

(この部分を指してりすが「ほら!」というので、

バカタレ!天才ハギオモトとジブンをいっしょにすんな!と

叱っておきました)

杖を振るようにペンを振れば、

たちまちペン先からあの繊細にしてはかなげで美しい美少年たちが

なんの苦労もなく流れだしてくるかのように

かるがると言われるんですもん。

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あるいは、ですね、

「世にも楽しい苦労ができてきた人」というか。

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―幸せとは不幸を回避することではなく、

 乗り越えるのが楽しい不幸を楽しむことではないでしょうか。

                            岡田斗司夫

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これ、朝日新聞の「身の上相談」(なぜか大好き!)から

拾ってきた言葉ですが、

金言じゃ!とおもって感心して3、4回唱えてしまいましたよ。

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なかなかこういう殊勝な気分にはなれないものですけどね。

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モトさまってほくろのせいか、

Wisはいつも「ありがたいお顔」をみている気がしてしまうんですけど。

先日のTVでも、

想像よりずっと可愛らしかったので、

頭の中でモトさまの背景に蝶やお花をいっぱい飛ばしてしまい、

気がついたらなんだかありがたい涅槃図のようになってしまいました。

(o^-^o)

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ぜひ、パステルカラーで、想像してくださいね。

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Nehanzu

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おかしーなー、どうしても本文がちゃんと表示されないの~。

そのうちなおします。しゅいません。

---> わかった~!いつのまにひょーじ方法を変更してたの、

   ココログさん。あせったー(;´Д`A ```

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2009年9月14日 (月)

A bird from the south―嗣麻子さんの原点[半神]

Flower2 .

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少女漫画のワダイが続きますが、

さるヨコシマな理由で

萩尾望都さんの「半神」の文庫版(小学館文庫)を買ったら、

おもいがけず、

巻末に佐藤嗣麻子監督の「エッセイ」がついていました。

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これは、お買い得だったなああ。

一粒で二度おいしいってやつ。

(o^-^o)

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もう、とっくにご存知の話かもしれませんが…。

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いちおう、ものすごくいいかげんに紹介させていただくと、

(すみません…)

この表題の「半神」は、

美少女の妹と、その妹に養分を吸われる醜い姉という

シャム双生児の姉妹の物語。

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「ポーの一族」を小学校低学年で読み、

19歳でこの「半神」と出会ったという嗣麻子さんは、

「小学校6年生の時に

まんが家と宇宙飛行士になる夢をあきらめ、

美術の専門学校生の時に

イラストレーターになる夢をあきらめた」結果、

「英語と映画の勉強をするために、

22歳のときにイギリスに渡った」のだそうで、

その映画学校の最終学年のときに

「ようやく監督できる機会に恵まれた」彼女は、

「何の迷いもなく『半神』をやろうと決心した」

のだそうです。

そして、彼女の初監督作品「SUZY&LUCY」が出来上がり、

「『半神』のおかげで私は映画監督になった」

と述懐しています。

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「ヴァージニア」の、まだもう一つ前が、あったんですね。

ちなみに「ヴァージニア」のほうは「ポーの一族」がベースですね。

もう、とことん、ハギオモト・ファンですね、嗣麻子さん。

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そして、嗣麻子さんは萩尾さんから

「作品の作り方を教わった」といい、

例えば16ページの作品なら、

4分割して、それぞれに「起・承・転・結」をあてるのだそう。

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それを聞いた嗣麻子さんはマンガのコマ数を数え始め、

「何ページ目に起承転結が来るのか、

キャラクターはいつ登場するのか」などを見ていったそうです。

そしてこれは映画という分野でも役立っていると言っています。

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うん!

たしか、どこかのインタビューで、

物語の筋や運びの作り方についてきかれ、

「もうそれはきっちり決まっているんです、

何コマ目になにが来るかというふうに」

的な答えかたをしていらっしゃったように記憶していますが、

ここからきていたんですね!

(例によってどのインタビューだったかはサッパリおもいだせず)

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物事って、ときどき、怖いくらい繋がっているなあ、

と思うことがあります。

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「ポーの一族」は、吸血鬼のお話ですが、

登場する美少年吸血鬼の名はエドガーとアラン。

はい。

もちろん、「エドガー・アラン・ポー」の語呂合わせから来てますが、

むむむ、これは「江戸川乱歩」じゃん。

江戸川乱歩?!

おおお、怪人二十面相=K-20じゃん!!!

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ここまでつながってヨイかしら。

こわいわこわいわ。

(≧∇≦)

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さらに。

そういえば、萩尾さんもカネシロくんのファンで、

花束を持っていったというようなことが

どこかに書かれていたかと思います…。

(↑また「どこに書かれていたか」は思い出せず。

きょろきょろしてごまかす)

(=´Д`=)ゞ

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最近気になる人、というような質問でだったか、

金城武の名前を挙げて、

「ちょっと困ったような目が、きれいです」

というような言い方もされていたような。

というのを、どこかで読ませていただいたような。

(そして、その「最近」は、ずいぶんまえの「最近」ですケド)。

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萩尾さんは、作品を考えるときは、

「木に鳥が止まるのを待つ」ように

(物語がおりてくるのを)待つ、

と言っていたらしい。

そして、

「どうせ止まるなら

南の国の鳥のように綺麗なのがいいわねえ」と。

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嗣麻子さんの「木」にも、

南の国から美しい鳥が、来たではありませんか。

そろそろ、動きましょうよ~。

えーんえーん。

Shimakosan

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2009年7月11日 (土)

なんとなくスピリチュアル[四月怪談][秋日子かく語りき]

April .

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5月に北京に行きましたが

行きも帰りも飛行機の隣の席で帰ってきた

某最先端技術の研究者・Hennyさん(ニホン人)とは、

じつは、日本到着寸前に

ケンカしてしまったんです…。

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というか、

一方的に怒られちゃいまして。

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みたこともないひとですねっ。

(# ゚Д゚)

ちなみに血液型何型ですかっ?

C型だったりしてっ!!

ふわっはっは

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とまでいわれて、

「まったく合わないヒト」呼ばわりされ、

Wisteriaのながいながい人生(*^-^)

のなかでも、

けっこう記録的な嫌われ方です。

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ことのおこりは、

Hennyさんのこのことばから。

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「そういえばさ、

今回北京に来る前に、うちの奥さんが、

近所の神さまの声が聞こえるって人に会って

就職の件とか、いろいろ相談したの。

名前とぉ、生年月日だけでわかるんだって!!

そいで、いろいろ当たってるかもしれない!

今から考えると!

必ず夏までには決まる、とか、

でも、ちょっと気に入らない国にいくかも、とか…」

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「だから、ほんとに

神さまっているんだなあ、って思った!

そう思わない?

神さまって、僕、信じるな~。

うちの奥さんもそう。カノジョ、ずっとカトリックなの」

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そして、ここで、「ケツレツ」に至る一言を

Wisが発してしまうのですね。

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「はい。まあ、その神さまと

カトリックの神さまは別の神さまだと思いますけどね」

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するとHennyさん、真顔で、

「えっ!

神さまって何人もいるの?!

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…やおよろずの神の国に生まれて、

いまさらナニをおっしゃるのかしら、とも思ったが、

もちろんそんなことは言わず、

「いや、だって、宗教が違えば神様も違ったりするから

宗教戦争になったりするわけで…」

と精一杯控えめ(か?)に意見してみたが、

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「いや。

僕は、神様は一人だと思うっ!

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はい。

そのイタコのおばさんの神様も

キリスト教の神様も一緒の神様とおっしゃりたい。

まあ、よいでしょう。よいとおもいますよ。

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よく知らない人と、政治の話と宗教の話を

してはいけない、というのは

円満なコミュニケーションの鉄則です。

Wisも力いっぱいそう思って、

ひらりはらり、逃げていたつもりでしたが、

Hennyさんはこの

「神を信じない女」が許せないらしく、

どんどん話はスピリチュアル化していきます…。

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「だって、人間死んだらどうなるか知ってる?

エッ、うそ、知らないのっ?

これは、○○○○っていう世界的なジャーナルに発表されて

世界の常識になっている事実だよ!

いい?

人間はぁ、死んだら神様の審議を受けて、

また別の人間に生まれ変わるんだよ!

コレ、どうやって誰が発見したか知ってる?」

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そして、どこかの国の精神科医が、

催眠療法で患者のトラウマの原因を探るうち、

幼少の頃の記憶をはるかに飛び越えて

ありえないほど時代がかった記憶を語る例が

何例もあるのに気づいた、

これこそ、はるか以前に生きていた頃の記憶、

つまり前世の記憶だと確信した彼が

論文を発表した、というわけです。

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「うーん、まあ、そういう話はよく聞きますけどお」

と言ったら、この言い方もイタク気に入らなかったらしく、

ちょっと、とりなそうかと言葉を継ごうとするWisの目の前に

「ぱあ」にひらいた手のひらを突きつけて、

paper(←ああ、STOP!のイミですね)

ざんざんざん!とトイレに行ってしまい、

しばらくして勢いよくドアを開けて出てきたら、

左手の「ぱあ」paperを右手の「ぐー」rockでばしん!とたたき

どかっ!と座席に座ってから、

「まったく、ひとかけらも意見の合わない人ですねっ。

たいていの人とは合うと思ってきたけど、

ここまで合わない人は初めてだっ!

血液型、C型でしょ!」

発言になったわけです。

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これは…

もらい事故というんでしょうか…?

(*^-^)

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でも、Wisはむしろ

神様はいると思いたいし、

そして、

神さまは宗教が違うと

名前が違ったり姿が違ったりするけれども

けっきょく存在としてはたった一人ではないかと思いたいし、

死んで終わりじゃ寂しいから、

輪廻転生があるほうに1票!って言いたいよ。

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そういう話はHennyさんにもしたんだけど。

でも、「そう思いたいけどお」では

彼は許してくれず、

「信じる!」と言い切ることが重要だったらしい。

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そして、

ああああ、もうめんどくさいから「信じる!」って言っとけ!

というのは、

できないヒトなわけで…。

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それにしても、

Hennyさんはこんなの聞いたら

またまたご立腹かもしれないが、

オウム真理教の事件が明るみに出た頃も

どうしてこんなに高学歴の

しかも合理的で実証主義であるはずの理系の若者たちが、

こうまで簡単に「超常現象」などを信じきってしまうのか、

という議論が盛んでしたよね。

でも、オウム真理教の幹部たちに限らず、

たいへん聡明な人たちが、

ころっとスピリチュアルにはまる危うさを持っていたりする…。

Wisはなにも、

「スピリチュアル的なもの」を否定しているのではありません。

ばかにしてるのでもありません。

ただ、信じきるにはもっとなにか、

「手で触れるような確かなもの」がほしい、と

思わずにいられないだけです。

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その一方、なにしろ

超常現象大盤振る舞いのジョナサン・キャロルが大好き、

なくらいなので、

創作物のなかに描かれているぶんには

スピリチュアル・アレルギーはあまりないのも

首尾一貫してないでしょうか。

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なにしろ、「タイ好き」(魚にあらず。Thailandよん)のきっかけは

三島由紀夫の最晩年の「豊饒の海」第3部、「暁の寺」です。

これは、壮大な輪廻転生の物語。

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そして、そんなことをつらつら考えているうちに、

大島弓子さんの

2つの大好きな、すばらしい物語を、思い出しました…。

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どちらにも、不慮の事故で死んだ2人の少女の

「死後の世界」が描かれています。

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絵はどこまでもはかなげで可憐だけれど、

現世を「生きる気になる」静かなパワーに満ちている、

大島弓子の真骨頂が、そこにあります。

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