A bird from the south―嗣麻子さんの原点[半神]
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少女漫画のワダイが続きますが、
さるヨコシマな理由で
萩尾望都さんの「半神」の文庫版(小学館文庫)を買ったら、
おもいがけず、
巻末に佐藤嗣麻子監督の「エッセイ」がついていました。
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これは、お買い得だったなああ。
一粒で二度おいしいってやつ。
(o^-^o)
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もう、とっくにご存知の話かもしれませんが…。
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いちおう、ものすごくいいかげんに紹介させていただくと、
(すみません…)
この表題の「半神」は、
美少女の妹と、その妹に養分を吸われる醜い姉という
シャム双生児の姉妹の物語。
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「ポーの一族」を小学校低学年で読み、
19歳でこの「半神」と出会ったという嗣麻子さんは、
「小学校6年生の時に
まんが家と宇宙飛行士になる夢をあきらめ、
美術の専門学校生の時に
イラストレーターになる夢をあきらめた」結果、
「英語と映画の勉強をするために、
22歳のときにイギリスに渡った」のだそうで、
その映画学校の最終学年のときに
「ようやく監督できる機会に恵まれた」彼女は、
「何の迷いもなく『半神』をやろうと決心した」
のだそうです。
そして、彼女の初監督作品「SUZY&LUCY」が出来上がり、
「『半神』のおかげで私は映画監督になった」
と述懐しています。
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「ヴァージニア」の、まだもう一つ前が、あったんですね。
ちなみに「ヴァージニア」のほうは「ポーの一族」がベースですね。
もう、とことん、ハギオモト・ファンですね、嗣麻子さん。
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そして、嗣麻子さんは萩尾さんから
「作品の作り方を教わった」といい、
例えば16ページの作品なら、
4分割して、それぞれに「起・承・転・結」をあてるのだそう。
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それを聞いた嗣麻子さんはマンガのコマ数を数え始め、
「何ページ目に起承転結が来るのか、
キャラクターはいつ登場するのか」などを見ていったそうです。
そしてこれは映画という分野でも役立っていると言っています。
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うん!
たしか、どこかのインタビューで、
物語の筋や運びの作り方についてきかれ、
「もうそれはきっちり決まっているんです、
何コマ目になにが来るかというふうに」
的な答えかたをしていらっしゃったように記憶していますが、
ここからきていたんですね!
(例によってどのインタビューだったかはサッパリおもいだせず)
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物事って、ときどき、怖いくらい繋がっているなあ、
と思うことがあります。
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「ポーの一族」は、吸血鬼のお話ですが、
登場する美少年吸血鬼の名はエドガーとアラン。
はい。
もちろん、「エドガー・アラン・ポー」の語呂合わせから来てますが、
むむむ、これは「江戸川乱歩」じゃん。
江戸川乱歩?!
おおお、怪人二十面相=K-20じゃん!!!
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ここまでつながってヨイかしら。
こわいわこわいわ。
(≧∇≦)
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さらに。
そういえば、萩尾さんもカネシロくんのファンで、
花束を持っていったというようなことが
どこかに書かれていたかと思います…。
(↑また「どこに書かれていたか」は思い出せず。
きょろきょろしてごまかす)
(=´Д`=)ゞ
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最近気になる人、というような質問でだったか、
金城武の名前を挙げて、
「ちょっと困ったような目が、きれいです」
というような言い方もされていたような。
というのを、どこかで読ませていただいたような。
(そして、その「最近」は、ずいぶんまえの「最近」ですケド)。
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萩尾さんは、作品を考えるときは、
「木に鳥が止まるのを待つ」ように
(物語がおりてくるのを)待つ、
と言っていたらしい。
そして、
「どうせ止まるなら
南の国の鳥のように綺麗なのがいいわねえ」と。
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嗣麻子さんの「木」にも、
南の国から美しい鳥が、来たではありませんか。
そろそろ、動きましょうよ~。
えーんえーん。
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