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2012年2月 2日 (木)

キモセのお茶

Img_0140

台北、永康街。

手頃な値段の美味が楽しめる

ざわめきも楽しい町の一角に、

ひっそりと、その店はありました。

.

小茶栽堂。

ちょっと場違いなくらいスタイリッシュな

お茶とスイーツのお店です。

.

一歩足を踏み入れると、

早口の中国語で何やら話しかけられ、

首をかしげるこちらを見て

日本人だ、と一瞬かすかに緊張した表情。

いったん奥に引っ込んだ背の高い青年は、

その手に小さな盆とカップを載せて

戻ってきました。

.

青年は、

自分の目線よりはるかに下にある

Wisの目を覗き込むようにして、

丁寧にカップを差し出し、

「どうぞ、これは

キモセのお茶です」。

.

たどたどしく、

一語一語丁寧に話す日本語に、

思わず彼の顔を見上げて、

目を見ながらゆっくりと、

その言葉を繰り返してしまう。

.

「キモセ、ですか?」

.

すると、彼は再び生真面目に、

「はい、キモセのお茶です」

と繰り返す。

.

キモセ、キモセ、

なんだろう?

どこかで聞いたような気もするけれど、

なつかしいような、異国情緒を感じるような、

と思いながら、

盆からカップを取り上げ、

いただきます、

と言って、飲んでみた。

.

華やかな香り、

確かに知っている味、

ああ、これは…。

.

Kinmokusei

わかりました!

.

 ン  ク  イ、ですね!

ヽ(´▽`)/

.

なんだ、

最初から青年は、

「金木犀」と言っていたのか。

金木犀のお茶、桂花紅茶だ。

.

ふふふ、馬鹿みたい。

でも、

耳慣れないことばは

いっしゅんとてもロマンチックで、

エキゾチックで、

かわす目と目のあいだに、

それこそ金色の星型の小さいお花が

散っているようだったわ。

.

shine

..

こういう、

「ききまちがい」ってなんだかとても面白い。

ぜんぜんまじめなことが

ふざけているように聞こえたり、

平凡な言葉が

ロマンチックに響いたり。

.

でも、

いつだってりすのは、最強

( ´艸`)プププ

.

この冬も、

街にはあいかわらず

Wham!の"Last Christmas"が流れていた。

なんというロングセラー!

と聴いていると、

いっしょにりすも歌い始めた。

.

Last Christmas♪

挙句、マッハー!♪

.

な、なにっ!!

∑(゚∇゚|||)

.

も、も、もちろんそんな歌詞じゃない。

Last Christmas,

I gave you my heart

と続くんだ!

.

去年のクリスマス、

僕は君に心をささげたのに

その翌日、君はそれを捨てちゃったね

という失恋の歌。

それがどうして、

「挙句マッハ」になるんだ!!

.

あれー、そうきこえないー?

なんて歌ってるのー?

( ・∀・)

とりすは涼しい顔なんだが。

.

あるいは

ジェームス・ブラントの

"You're Beautiful"。

.

You are beautiful, you're beautiful,

you're beautiful,

It's true

というサビに、

かなわぬ恋の切なさがこもっている

なかなかの名曲だ。

.

それが…!

確かにこの曲を歌っているはずなのに、

りすの歌声に耳をすませてみたまえ!

(´;ω;`)

.

野牛でフォー♪

野牛でフォー♪

野牛でフォー♪

いい、っちゅう!!

Σ( ゚皿゚)

.

なに!?

これ!?↓

Fo

(lll゚Д゚)

.

しかも最後、キレてるし!!

.

ああ、

りすの爆走する独創性を

なんとかしてやってください…。

.

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