オバさんのための[ハウルの動く城]
そうだ、ハウルの動く城、見よう!
と
そうだ、京都行こう!(*^m^)
みたく、ある日思い立ったのは、
これが、魔女の魔法で老婆の姿に変えられたソフィと、
超ハンサムな魔法使いハウルの恋がテーマになっている
と聞いたから。
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老婆の姿になって、
ハウルとはあまりにも釣り合わない自分に、
嘆き悲しむ話なら、
共感できそうではあ~りませんか(*゚▽゚)ノ
とか、思って…。( ´艸`)プププ
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でも、見てみると全く違った。
だって、ソフィは強すぎるのだ。
魔女の魔法で老婆になった次の瞬間、
ソフィのせりふはなんだったか。
「おちつかなきゃー」
だよ。
えええ~?
18歳からいきなり90歳のおばあちゃんになって、
落ち着けるものですか!
ふつうは、絶対じたばたする。
泣く。
怒り狂う。
こんなのいやだとも、元に戻せとも、
全く言わず、全くじたばたせず、
ただ、母親を驚かせないように、
家を出ていく。
まるで、自分が望んだことだったかのように。
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そう。
そうなのかもしれないなあ、と、
映画を見ながら思った。
自分が、90歳の老婆だと思えば、
さすがにジタバタしなくてもすむ。
恋などは、半世紀以上も前に忘れたのよ。
もう、何にも心を動かされず、平穏な静かな毎日よ。
ひだまりのように・・・って???
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ソフィの外見は、固定してなくて、おばあさんの範囲でも
ずいぶん年代に幅があるよね?
ある時は60代のおばあさん。
ある時は腰の曲がった90歳のおばあさん。
そして、白髪(星の色に染まった?)ではあるけれど、
まったく18歳のままの顔をしたソフィ…。
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ひょっとして、ソフィの外見は、ソフィの気持ちの持ちよう
を表しているだけなのね?
荒地の魔女の魔法は、せいぜい髪の色ぐらいしか、
変えられなかったのかも。
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自分に自信がないから、
どうせおばあちゃんだもん、関係ないわ、
と、自己否定して逃げてしまう時が、90歳の姿。
時をさかのぼって、
遠い昔、ハウルに会いに来ると約束していたことを
思い出し、
遅くなってごめんね、私、ぐずだから、
と、「怪物」の姿のハウルにキスをするソフィは
もう、自分にコンプレックスをもって
「私なんか」と思っているソフィじゃなく、
まっすぐに恋をしている
18歳のソフィ。
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いいなあ、
恋をして、本当に18歳の外見に戻れるのだとしたら。
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でも、現実を解決してくれる映画じゃないよね。
ソフィ、おめでとう。
でも、わたしは腰の曲がった90歳のまま、
映画を見終えてしまったよ。
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